昨日書いた記事(「文化は心に根付くものーMondovinoを観て」)にも一部紹介させていただいたが、1年ぐらい前から「平成進化論」というメルマガを読んでいる。
きっかけは、友達が誘ってくれたロンドンでのセミナー参加。スピーカーとして鮒谷さんが参加されており、『この方が言っていること、分かりやすいし、とても共感できる!』と思い、セミナー後、鮒谷さんにちょっとだけ声をかけさせていただいた。
そしてその日のうちに20万人の読者層を抱えるという「平成進化論」メルマガにも登録。
あれから通勤時間に毎日メルマガを読むようになり、シンガポールに来てからは、通勤がないため寝る前の一服、じゃなくて、一読、という習慣に。
いいな、と思った記事は保存したり、メモをしたりして活用させていただいてきた。 何を隠そう、この「10分間の隙間時間を支える」Analyze + Summarizeプロジェクトも、私自身が日々の隙間時間の楽しみとして「平成進化論」などを利用していたことからアイデアを得たものなのだ。
そして、昨晩も、いつも通り、
そろそろ寝るか、
おっと、その前に…、
と、「平成進化論」を読み始めて、
ん?んんん?んんんんん??
なんと…
どういうわけか「文化は心に根付くものーMondovinoを観て」が「平成進化論」メルマガに引用されている!!!
『いやいや、寝ぼけでしょう、間違えて自分の記事ファイルをオープンしてるのかな?』
何度か意味不明にメールを開け閉めしたり、自分の記事を読み直し、またメルマガに戻るなど、しつこく状況理解に努めたが、やはり、『文化は心に根付くものーMondovinoを観て』のことを紹介いただいている。
つまり、私の昨日午前10時ごろリリースの記事に、同日夜20時にはリアクトしてくださった、ということになる。(鮒谷さんのコメント内容は記事最後にコピー&ペーストで紹介している。)
しかも、もともと活動の中心としているFacebookグループはシークレットグループとしており、メンバーしかアクセスできない。ブログは、一部モバイルから直接みたいという人のためにアクセス制限なしでほぼ全記事(プチコメント除く)をリリースしている。ただ、モバイルからのビューイング最適化は多少意識しながらも、SEOなどは全くやっていない。ゼロ。『モバイルから読みたい』と言った人も実際はあまり活用しておらず、トラフィックは皆無だ。(そういう理由でブログも作成していたため、コメント送付先や連絡先すら明記しておらず、恥ずかしい限り。)
このような状況なので、なぜ故にこの鮒谷さんへ伝言いただいた「ささやき部隊」の方が私のブログにたどり着いたかはミステリーなのだが、先日、Analyze + Summarize開始1ヶ月記念にアイスクリームケーキを食べたばかりの私が、一方的に尊敬する鮒谷さんからの「まさかの1ヶ月記念プレゼント」をいただき、ありがたいばかり。
しかも、ケーキの上のチェリーとしては、今朝、もう一度ブログで「平成進化論」「人間国宝になりたい」で検索してみたら、Analyze + Summarizeの記事がGoogleの検索トップ。一時的なこととは承知しながらも、インターネットの力はすごいと実感せざるを得ない。
正直びっくり仰天だが、このまさかの1ヶ月記念のプレゼントに恥じない形で、これからも、細々とながら、Analyze + Summarizeを継続していきたい。初日から応援してくれた皆さんにも改めてここで感謝したい。これからも、見捨てずお願いします。
そういうわけで、今日はこのハプニングをご報告する内容となってしまったが、明日からは5回シリーズ(4回シリーズ+5回目はミニ対談の書き下ろし)の企画『コトバの重み』をリリース予定。本企画には、外部のトアル教授から無報酬で寄稿いただいた。
私自身はラッキーにも外国語をある程度幼いうちに学んだため、その後、これだけ海外に住みながらも、正直あまり外国語について意識的に考えたことはなかった。そのため、この企画の検討中にトアル教授の原稿を読み、大人の目線で今一度考えたとき、ちょっとうなった。
『日本+2カ国』で活躍する(現在している、あるいはすることになりうる)みなさんに、今一度「コトバの重み」というテーマでコトバだけではなく外国を学ぶということについて5日間、5分間考えてみていただく機会になればと思う。
◎以下、鮒谷さんのメルマガで紹介された内容を抜粋(注:メルマガから該当部分のみをコピー&ペースト)。
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ◆メールマガジン「平成進化論」第3307号はここからです◆ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「平成進化論」━━━┛
(中略)
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<昨日の活動ダイジェスト>
▼グローバル資本主義の中に身を起きつつ、考えること
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■こんにちは、鮒谷です。
ここ数年、私の中に伏流している大きなテーマの一つに
「グローバル資本主義の世界に生きつつ、
グローバル資本主義に飲み込まれぬ生き方を」
というものがあります。
■話は変わりますが、つい先ほど、
<Analyze + Summarize>
http://analyzesummarize.blogspot.jp/2012_10_01_archive.html
というブログに鮒谷さんのことが紹介(?)されているよ、
友人が連絡をくれました。
■早速、とても興味深く拝読させて頂きました。
文章の中で少しメルマガのことにも触れて下さって
おりました。ありがとうございます!
またロンドン講演の際にも会場でお話しさせて
頂いていたとのこと、
改めてその節は、ありがとうございました!
■この方が先日、ご覧になられたという、
<モンドヴィーノ>
http://amazon.co.jp/o/ASIN/B000EGDDMW/2ndstagejp-22/ref=nosim
という映画は私も一度、見たことがあります。
コロンビア大学の人類学部博士課程を修了された後、
現在、早稲田大学琉球・沖縄研究所客員講師、
早稲田大学などで兼任講師を務められている前嵩西一馬さんから、
「ダーウィンの悪夢」
とともに5年ほど前、紹介頂いたのです。
それをきっかけにして、私も見たのですが、
なかなかに考えさせられる映画でした。
■考えてみると、その頃から、
「グローバル資本主義の世界に生きつつ、
グローバル資本主義に飲み込まれぬ生き方」
というテーマに問題意識を持ち、
以来、今に至るまで模索を続けてきたようです。
当時はそんな言語化はできていませんでしたが。
(ちなみにこの試行錯誤の延長線上に、
この度の大学院受験があったのですが、それは余談)
■そして上記のブログにおいては、
私が漠然と感じながらも深めきれず、
うまく言語化しきれずにいた思考について、
「こういう流れに向かうといいなあ」
と思わずにおれない、適切な表現をいただいた、
という感覚を(勝手に)持った次第です。
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ただ、長く栄えるためには、「売れていく」要素、
つまり商品への注力が必要だ。
キャピタリズムギラギラのワイン農家側にとっては、
フランスの老舗と対抗していくために、
当然ながら今は商品デザインで画期性を持たせる必要がある。
だから最初はそこへフォーカスするのは当たり前だ。
ただ長期的には、商品への注力と商品デザインの注力バランスの
舵取りをうまくやったものが生き延びるのだと思う。
だから、いつの日か、彼ら(の子孫)がフランスのワイン農家と
同じようなことを語る日が来るのではないか。
文化はそうやって育って根付いていくものだと思う。
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ここのところ。(勝手引用、すみません)
■深く共感、共鳴いたしました。
また、文体も素晴らしく、
いずれこういう文章が書けるようになりたい、
と思わずにおれませんでした、、
どなたがお書き下さったものなのか分からず、
したがってご連絡先も分からなかったので、
こちらにて御礼、申し上げたいと思います。
ありがとうございました!
今後共よろしくお願いいたします。
<Analyze + Summarize>
http://analyzesummarize.blogspot.jp/2012_10_01_archive.html
(以下の本文は割愛させていただきました。鮒谷さん、ありがとうございました。)
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発行元:Analyze + Summarize
Copyright(C):Analyze + Summarize
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